取材で感じたこの会社の魅力
1.ビートルズ&ブリティッシュスタイルの世界観
ビートルズの音楽をリアルタイムで聞いたことがない世代でも、店に一歩足を踏み入れると、ペニーレイン独特の世界観に誰もが引き込まれてしまう。オーナーが大のビートルズファンだからこそ、商業的な色合いにならないのだろう。だからこそ、そんな非日常的な同店の世界観に惹かれて入社するスタッフが多い。もちろん来店客もパン屋ではなく「ペニーレイン」を目指してやってくるのだ。

2.店舗の雰囲気を物語るスタッフの人間性
ペニーレインは普通のベーカリーより客数が多く、店舗も広いので当然スタッフも多いが、皆実によく動き、終始笑顔にあふれている。だからお客さんも居心地が良くなり、パンも美味しかったのでまた来店する、という好循環が生まれている。それを支えているのは「スタッフ同士の人間関係の良さ」と誰もが口にする。お店の雰囲気の良さはそこで働くスタッフの人間性によって決まるのだ。

3.一人ひとりの個性と意欲が活きる店作り
ペニーレインはビートルズを核とした、「ブリティッシュスタイル」という世界観は全店で共通としているものの、運営においては各店のリーダーやスタッフの考え方や個性がかなり反映されている。例えば、取り扱う商品も共通品目はあるが、各店舗独自の種類もかなり多い。スタッフから提案が出るとすぐに試作をしてみんなで検討をしたり、店の改善につながるアイデアも活発に出ているという。

スタッフ満足度が
高い理由とは?
なんといってもペニーレインが好き!


ここで働くスタッフの多くは、入社前からペニーレインによくパンを買いに来ていたという。彼らは「パンが好き」だ。でも、もっと言うと「ペニーレインだから」彼らはやって来た。彼らがペニーレインに来てしまうのは、ここに特別な世界観があるから。観光シーズンには大いに賑わう那須の店舗をはじめ、その他の店舗を訪れるお客さんも例外なく、ペニーレインに非日常感を求めてやってくる。それは、このベーカリーが他のお店にはないエンターテインメント感のような高揚感をもたらしてくれるからだろう。そんな世界観の中で働くことができるのはここにしかない。
密なコミュニケーションから生まれる働きやすさ


「人間関係がいいんです」とスタッフは口にする。その言葉が現す通り、店内は和やかな雰囲気に満ちている。しかしながら、ペニーレインは一般的なベーカリーと比べて店舗が広く、対応する客数も多いだけにチームワーク力が問われる。その結束力を深めているのは常日頃からのコミュニケーションだ。スタッフ同士で仕事の後に食事に行ったり、閉店後に敷地内でバーベューをしたりするほか、会社全体では年に一度の新年会もあって、社員同士が交流できるような場を積極的に設けているという。スタッフ同士が協力を惜しまないこと、そしてより良い職場にしていこうとする機運が働きやすさにもつながっているようだ。
やりたいことに、どんどんトライできる環境


厨房やホール、販売といった自分の担当に限らず、他部署に対する提案はウェルカムな社風のよう。時にはホールスタッフが新製品の提案をすることもあり、自分の提案が商品化されて喜びを見出すこともあるという。こうした風通しのよさは、自分が今担当している仕事だけではなく、店全体への見方が深まり、他の仕事を担当するスタッフとの理解と協調にもつながっている。自分がひとつ仕事のスキルを上げれば、次にやってみたいことが見えてくるものだ。独立を目指す人も応援するというペニーレインだからこそ、挑戦していこうとする人が育っていくのだろう。
スタッフに聞きました!

伊藤 遥香
【在籍年数】2年
【配属】那須店 レストラン・ホール
- Q1. 選んだ理由
- 前職が飲食業だったのですが、実家の福島県にはお店の数が少なく、選択肢が少なかったので、栃木県に目を向けました。那須なら実家に近いですし、元々パンが好きで、ペニーレインの雰囲気も好きだったので、那須のお店にはよく買いに来ていました。お店に来た時にいつも感じていたのが、スタッフの対応のよさと、和気あいあいとした雰囲気です。パンもお店も好きですし一、緒に働くスタッフのムードも良いので、ぜひここで働きたい、と思いました。
- Q2. 好きなところ
- お客様のほとんどは、ペニーレインを目指してくる方々なので、お客様の数の多さにはびっくりしました。特に春のGWや夏、秋の紅葉シーズンは息つく暇もないぐらいです。それでも、活気があるのでやりがいを持って働けます。それに、混んでいる時期は地元の常連のお客様は時間帯をずらしてご来店になるのですが、そんな常連さんとの会話も楽しいです。逆に冬はお客様は少なくなりますが、この時期ならではのゆったりとした那須高原も好きですね。
- Q3. 上司はどんな人?
- 優しい先輩ばかりですね。忙しい時期は慌ただしいので、配膳中にこぼしたり、オーダーミスなどの失敗をすることもありますが、そんな時にも責めずにフォローしてくれます。みんなそれぞれの持ち場で仕事をこなしていますが、ご案内・オーダー取り、厨房、配膳といった流れが次を担当する人にスムーズにつなげがるよう、上司は全体をちゃんと見てくれているので安心感があります。
1日の仕事の流れ
- 7:30
- 出勤
店内の掃除、テーブルセッティングをします
- 8:00
- 営業開始
早朝からパンを求めにいらっしゃるお客様に対応します
- 10:00
- 休憩
ランチタイムに備えて、一休みをします
- 11:00
- 接客・配膳
忙しいランチタイムが終わって一休みです
- 16:30
- 退勤

榊原 考樹
【在籍年数】3年
【配属】那須店 ベーカリー・製造
- Q1. 選んだ理由
- パンが大好きで、あちこちで食べ歩きをしていました。ここのお店にもよく来ていました。ビートルズのことはよくわかりませんでしたけど、お店の雰囲気が他にはない世界観があって好きでした。前職は製造業でしたが、その後飲食業で働いた経験から、やはり好きなパンを焼く仕事をしたい!という思いが強くなり、ペ二ーレインに応募することにしました。
- Q2. 好きなところ
- 忙しい時でもパン作りは楽しいですね。パン作りは1からのスタートでしたが、先輩たちが優しく、時に厳しく教えてくれました。ただ、パン作りはそう簡単ではありません。1年経つと一通りの工程がわかるようになりますが、生地はいわば生き物。パンに人間が合わせるということを教わりました。ベーカリーの仲間たちは向上心があるので、自分も感化され、引っ張られますね。
- Q3. 上司はどんな人?
- お店で販売するものは常に同じ品質を保たなければいけません。でも、パン生地は季節によって扱いが変わるため、日々、難しさを感じています。そんなパンと真剣に向き合っている店長は常に上を目指していて、僕にとってブレないお手本のような存在です。年の近い先輩とは話しやすくフレンドリーな関係ですが、やはりお互いに課題を共有し合い、学ぶべき存在です。
1日の仕事の流れ
- 6:00
- 出勤
パンの製造(成型、包餡、焼成など)
- 13:00
- 休憩
- 15:00
- 退勤

柏木 香澄
【在籍年数】5年
【配属】宿郷店 レストラン・ホール
- Q1. 選んだ理由
- 高校時代、パン屋さん巡りをしていた時にペニーレインにも通っていて親近感がありました。最初はビートルズは知りませんでしたけど、パン屋さんとは思えないお店の感じが素敵だなあって思って。就職先として考えるようになったのは学生時代の会社見学会がきっかけです。店舗でパンの製造とカフェ見学をした時に、スタッフの方が私たちにドリンクを作ってくれたのですが、その様子を見ていて楽しそうだなと感じたんです。元々接客業には興味があったので、ぜひここで働きたいと思いました。
- Q2. 好きなところ
- スタッフ同士の仲が良くて、人間関係が良いところが好きですね。やはり毎日過ごす場所ですから、人間関係はとても大切だと思います。若いスタッフも母親ぐらいの年齢のパートさんも分け隔てなくコミュニケーションが取れていると思います。仕事以外でも食事やバーベキューなど、みんなでよく集まりますよ。あと、もう一つ魅力に感じたのは、お料理などの専門的な知識が増えたことですね。今後はお酒の知識も増やして接客に活かしていきたいと思っています。
- Q3. 上司はどんな人?
- 先輩たちはみんな優しいですね。入社したばかりの頃は覚えることがいっぱいで、ミスばかりしていたのでへこんだ時もありましたけれど、先輩たちが色々教えてくれたので乗り切れました。上司は常に前向きに攻めている人ですね。発想力が豊かで実行力もありますので尊敬しています。そんな上司だからこそ、私たちが新製品の企画などを提案をすると後押しをしてくれて、どんどんやらせてもらえるのでやりがいがあります。頼もしい上司です。
1日の仕事の流れ
- 11:00
- 出勤
お客様の対応、ドリンクを作ったり料理を運んだりします
- 14:00
- 休憩
- 15:00
- ホール業務
お客様の対応をしつつ、クローズに向け少しずつ次の日の準備、片付けを始めていきます
- 20:00
- 退勤
経営陣に聞きました!
