栃木県民は方言が強い?栃木県の県民性について

県の
県民性について

栃木県について、みなさんはどのようなイメージをお持ちでしょうか?栃木県は、日光や那須塩原、鬼怒川温泉といった観光地、宇都宮の餃子・佐野ラーメンに代表されるご当地グルメなどの魅力がたくさんある県です。また、新幹線や高速道路では東北地方と首都圏を結ぶ重要な役割も果たしています。今回はそんな栃木県の県民性について、栃木県に実際に住んだことのある筆者独自の目線でご紹介したいと思います。

方言が強い

強い訛りが特徴的な栃木弁です。ぶっきらぼうで強い印象をお持ちの方も多いのではないでしょうか。筆者も栃木に移住して初めて栃木県の方とお話しした際、「機嫌が悪いのかな…?」という印象を持ったことを覚えています。ですが、実際は真面目で優しい人が多いです。東北地方に近い県北エリアの方は特に、堅実で真面目な方が多いです。そして、県央~県南エリアは首都圏寄りということもあり標準語に近い傾向にあります。ですが、時々「部屋の『うら』(※栃木弁「うしろ」の意)にあるよ~」のような栃木弁が出てきます。

関東をライバル視している

栃木県民は北関東の他の県、群馬県・茨城県をライバル視しています。筆者は群馬県出身なので、「栃木と群馬はどちらが栄えているか」といった話題をよく持ちかけられました(笑)。「徳川家康を祀る日光東照宮があるから歴史の面で栃木が上!」「高崎駅より宇都宮駅の方が、バスが発達している!」など、言われたことがあります。

地元愛が強い

栃木県は自然豊かで世界遺産を含む観光名所が多数あり、東京にも程近い(宇都宮駅から東京駅まで新幹線で50分程度)という長所があります。栃木県民は他県出身の人に「レモン牛乳」などのご当地商品をすすめたり、栃木県出身の芸能人について話したり、栃木県のことがテレビで取り上げられると大変喜びます。先日某テレビ番組でも栃木県が取り上げられており、宇都宮市は人口50万人以上の都市での住みよさ4年連続No.1を獲得していることが紹介されました(東洋経済新報社「都市データパック」2016年版)。栃木県民は特に自分の生まれ育った栃木県が大好き!という方が多いと思います。

男子校・女子校が多い

栃木県の高校は、男子校・女子校が非常に多いです。それが影響しているのか、男性はシャイで真面目、一途な方が多いように感じます。ですから、時間をかけて接していくとどんどん魅力が出てくるタイプだと思います。反対に、女性は明るくて社交的な印象があります。よく「だいじ?」(※栃木弁で「大丈夫?」の意)と声をかけてくれる優しさも持ち合わせています。

閉鎖的な面も

栃木県は全体的に見ると田舎の土地柄であり前述した通り方言の訛りも強いので、新しく来た人からすると閉鎖的だと思われてしまうかもしれません。車必須の社会で公共交通機関が限られているので(バスの本数が少ないなど)、そういった外から入りにくい環境も影響しているのかもしれません。

いかがでしたか?方言については、県北エリアが強く、県央・県南エリアは標準語に近い感じがします。初めは人見知りで打ち解けにくいと思っても、接していくうちにどんどん魅力が出てくる栃木県民です。来たことのない方はぜひ、一度栃木県に足をお運び下さい。

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