栃木県のオススメグルメ情報3選!栃木は餃子だけじゃない

県の
オススメグルメ情報3選

1.宇都宮餃子 ®

栃木県の県庁所在地がある宇都宮は、餃子の消費量が全国上位であることで有名な街です。2010年度までの15年間は、1世帯当たりの「年間餃子消費量」が全国1位。2014年度から3年連続で浜松市が1位となっていましたが、2017年度、4年ぶりに日本一の称号を取り戻しました。
諸説ありますが、戦前宇都宮には陸軍第14師団の司令部・駐屯地が置かれていました。第14師団は中国大陸にたびたび派遣され、その時に餃子の作り方を学んだといわれています。戦争が終わり兵士たちが宇都宮に帰ってくると、餃子の作り方が一般にも広まりました。宇都宮は夏暑く、冬寒い内陸性の気候のため中国内陸部と気候がよく似ており、採れる作物も似ています。材料の観点でも中国内陸部の料理である餃子と相性が良かったのかもしれません。
1993年、市内の餃子専門店など38店舗で「宇都宮餃子会」を立ち上げました。年に一度のファン感謝祭である「宇都宮餃子祭り」は毎年11月の第一土・日曜に開催されます。2016年には全国餃子サミットが開かれるなど、宇都宮は“餃子の町”として有名になっています。

2.佐野ラーメン

栃木県佐野市は足利市に次ぐ県内第5の街です。澄んだスープと青竹打ちの平麺が特徴の「佐野ラーメン」で全国的に有名な街です。佐野ラーメンの歴史は大正時代までさかのぼるとされます。当時、栃木県では織物の生産が盛んでした。織物産業で夜まで働く女子従業者に、安くて美味しい食べ物として人気が出ました。
佐野ラーメンの味を支える重要な要素が良質な水。北の日光連山から流れる地下水が佐野ラーメンのおいしさの源です。透明感があってさっぱりとした味わいが特徴です。市内には200軒以上のラーメン店がひしめいていて、まさに“麺の都”といった風情です。

3.レモン牛乳

関東牛乳(株)が2004年に廃業し、「レモン牛乳」で知られた商品の製造も中止となりました。しかし慣れ親しんだ味がなくなるのを惜しむ地元の声を受け、栃木乳業(株)が製法を継承し「関東レモン」は間もなく「関東・栃木レモン」の名前で復活を果たしました。
昔は学校購買や学校行事を中心に、北関東のローカル飲料として地元に定着していましたが、その後コンビニで若い世代が地元名物を再発見し、ひそかな話題を呼び取扱店舗が増え、ブームが育ち、また栃木県出身のお笑い芸人「U字工事」が取り上げことで一気に知名度が上がりました。

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