各部門のスペシャリストが全力でサポート

経営者の一番の耳となる営業部では、今後はさらにお客様の悩みを積極的に受け止め、コンサルティングなどの提案力と行動力のある人材を求めている。これからますます電子化が進み社労士業務の作業自体は徐々に減っていくからこそ、“喜びを持ち、人から喜ばれる仕事”を考えるべきだと話す岡部会長。作業だけなら代わりはいるかもしれないが、お客様の悩みに寄り添い、問題を解決していく存在は唯一無二となる。

専門的な知識はあるに越したことはないが、それ以上にヒアリング力が大切だと話す社長の葛西美奈子さん。「社労士の仕事は“労働・社会保険に関する代行業務”というイメージが強いと思いますが、私たちは経営者の方からさまざまな相談を受けることがあります。お客様にとって近い存在である当社は単なる代行業者ではなく、会社をより良くしたいというお客様の思いを形にする役目も担っています。雇用の問題があれば求職票の記入に問題がないか、離職率が高ければ就業規則の見直しや社員教育セミナーの企画、経営に活用できる助成金申請などもご提案いたします。この提案ができるのも、お客様が胸の内を話してくれることで実現します。悩みを親身に聞ける姿勢を持つことが最も重要です」

会社経営で悩みを抱える事業主にとって、営業社員は良きアドバイザーであり、心を許した信頼できるパートナーだといえる。いち早く依頼主の要望に応える姿勢は岡部会長が築いてきた歴史といえるだろう。また多種多様な会社の経営者と出会い、さまざまな話を聞くことができるチャンスは社員にとっても大きな財産となる。

営業部がヒアリングしたクライアントの声は、業務部と教育事業部に届けられる。そこからがプロ集団の腕の見せ所だ。業務部は入社退社の手続き、給与計算、労働保険の各種手続きなどを行い、より専門性の高い法務部は就業規則などの作成を行う。間違いがあってはならない各文書の作成を手際よく進める業務部では、初めての案件でもこれまで確認されていなかったミスも修正し、経営者の目の行き届かないところも完璧にサポートしてくれるので心強い。新入社員の基礎研修では社労士補助業務も行い、個人の希望と能力を見極め適材適所で各部署へと異動する。人と話すことが苦手だけどコツコツ仕事をするのが好きな人、法律の知識を活かしたい人などが専門性を発揮できる場所だ。

教育事業部では、市町村の講座や職業訓練、民間企業で社員のスキルを向上させるセミナーなどを運営。実績を積んだ経験豊富な社員、産業カウンセラー、キャリアコンサルタントといったスペシャリストが活躍している。内容は経営者や中間管理職向けのセミナー、新入社員研修、パソコン講座、メンタルヘルスなど多岐に渡り、独自のカリキュラムを使ったセミナーが好評だ。特に新入社員教育は単なるマナーに関する研修ではなく、給与明細の見方から働く時の心構えまできっちり指導する。研修後は目が輝き、別人のような面持ちで会社に戻ってくるという評判も。3年以内に辞める人が激減したという数値も出ているため、毎年依頼する会社も多い。