取材で感じたこの会社の魅力
「欲しいものがある」を支える運営システム
リユースショップのアピールポイントは「あの店に行けば、欲しいものが適正価格で買える」という信頼が必要なので買取の際の値付けが重要。同社では、その大切な部分、買取価格をスタッフに任せている。
それを実現できるのは、社内研修や店舗内での教育がしっかりしているから。会社全体で人を育てるからこそ、お客様の「欲しいものがある」がある状態になっているのだろう。

スタッフ自身がわくわくできる職場環境
店舗の仕事は、決まったことの繰り返し――取材前に持っていたそんな先入観は、あっさりくつがえった。
「並ぶ商品は毎日変わる。来店されるお客様や持ち込まれる品も毎日違う。だから毎日ワクワクできるんです」そんなふうに笑顔で話してくれた社員の皆さん。仕事を楽しめる社員は、強い。そんな社員がたくさんいる企業も、強い。

時代のニーズをしっかり先取り
コロナ禍の中で人々が学んだことのひとつは「リユースショップの大切さ」。一時期流行した「断捨離」ブームに続き、自分のライフスタイルを見直して、不用品を整理すると同時に埋もれていた良いものを再発見する。
それを長年支えてきたのが「ブックオフ」「ハードオフ」「オフハウス」などのリユースショップ。社会的意義の高さは、大きな魅力だ。

スタッフ満足度が
高い理由とは?
働きながら自己啓発のできる職場


ブックオフ、ハードオフ、オフハウスとそれぞれ扱う分野は違っても、共通するのは商品の幅の広さ、深さ。
誰もが知っている流行の最先端からマニアをもうならせるディープなアイテムまで、多種多様な商品を毎日扱う仕事だ。スタッフには、持ち込まれる商品の価値をしっかり見極める知識と能力が求められる。
それだけに、意欲のある人にとっては自分を伸ばす絶好の場といえる。商品だけではなく、日々多くのお客様と接することも、自分磨きの大きなチャンス。自分を成長したい人は、ぜひ仲間になってほしい。
やる気や努力をきちんと評価する


比較的フラットな組織と、「店舗」という上司の目が届きやすい職場環境。1人ひとりのやる気は、すぐに上司に伝わる。
また買取や販売、売場のレイアウトなどは担当者の裁量に任されているため、スタッフの創意工夫に自由度が高い。入社数か月でコーナーを任されれば、やる気も高まるだろう。
また定期的に開催される「改善グランプリ」で、店舗や個人の取り組みを会社が評価し、表彰する。各スタッフの働きを漏らさずキャッチしそれに報いてくれる環境だ。
安心して働ける、充実の福利厚生


スタッフにとってやりがいや給与も大切だが、福利厚生制度の充実も決して欠かせない要素。同社では笑顔で働ける職場環境の実現のために福利厚生を充実させている。
現在はコロナ禍のため中止しているものもあるが、社員旅行やクラブ活動など、社内でのコミュニケーションを促進させる行事も多い。また産休や育休も取得しやすいため、産後にまた働く女性社員も増えている。
スタッフに聞きました!

青木 美樹
【在籍年数】2年7カ月
【配属】オフハウス水戸南インター店
- Q1. この会社を選んだ理由
- 実は、就活をするまでリユースショップを利用したことがありませんでした。
いろいろな企業を調べているうちにリユース業というものを詳しく知り「ものを大切にする」という理念に共感して、会社説明会に参加しました。
決め手になったのは、実際の店舗を見学した経験です。スタッフ同士の仲が良く、生き生きと働いている姿を間近に見て「この会社で働こう」と決めました。
- Q2. この会社の好きなところ、魅力は?
- 自分が知らない分野や、今まで見たことがない商品に触れられることが、一番の魅力だと感じています。
それから、2020年度は残念ながらコロナ禍で中止になってしまいましたが、全社員が集まって行う懇親会と社員旅行があります。別店舗にいるスタッフが顔を合わせ、交流を深める大切な場になっています。どちらも2年に1度ですが、毎年どちらかのイベントが行われます。
- Q3. 上司はどんな人?
- 店長は親しみやすく明るい人です。普段はおとなしい人ですが、いつもお客様やスタッフの様子、お店全体を見ていて、要所で的確にアドバイスをしてくれます。
話しやすい雰囲気を作るのが上手で、年齢が離れていてもコミュニケーションを取りやすい人です。分からないことがあって質問すると、しっかりと答えてくれます。頼りになる上司だと、いつも感じています。
1日の仕事の流れ
- 9:10
- 出社
清掃、自転車を外に出すなど売場準備、レジ準備
- 10:00
- 開店
棚整理、接客業務、買い取り業務など
- 13:00
- 昼食
交代で食事。食事休憩は1時間。
- 13:00
- 業務に戻る
棚整理、接客業務、買い取り業務など
- 14:00
- 店舗内業務
買取業務、接客業務など
- 17:45
- 休憩
- 20:05
- 退社

平岡 昌士
【在籍年数】6年
【配属】ハードオフ宇都宮インターパーク店
- Q1. この会社を選んだ理由
- 環境問題が唱えられている現代、リユース業の内容と社会における役割に、将来性を感じました。大学では水産関係を学び、そこから自然環境を守る大切さを学んでいたので、リユース業に共通するものを感じました。
弊社は、店舗数の割に本部が小さく、現場主体で動いているように思えました。両親から「家電店からリユースショップへと業態転換して社員を守った会社」だと聞いたことも志望動機になりました。
- Q2. この会社の好きなところ、魅力は?
- 組織が比較的フラットで、上下関係がそれ程厳しくないところに働きやすさを感じています。また、業務内容が地域密着型の接客業であるため、商品知識や販売技術などよりも人柄が重視されているように感じ、自分磨きの大切さを学びました。
2020年度はコロナ禍で中止になってしまいましたが、社長からパートさんまで集まる懇親会や、エリア別の社員旅行が1年交代で行われているのも魅力です。
- Q3. 上司はどんな人?
- 店長は10歳くらい上ですが、ふだんは年齢差を感じさせず、話しかけやすい人です。配属になってから同じ高校の先輩と知り、さらに親しみを持ちました。
性格は明るく、少年のような心を持った人です。仕事や商品の面白さを熱く、優しく教えてくれる、頼りになる店長です。店舗のムードメーカーでもあり、スタッフだけでなくお客様からも信頼されています。
1日の仕事の流れ
- 9:30
- 出社
開店準備、清掃
- 10:00
- 開店
買取、生産、接客、販売
- 13:00
- 昼食
交代で食事。食事休憩は1時間。
- 14:00
- 業務に戻る
買取、生産、接客、販売
- 17:00
- 休憩
交代で30分休憩
- 17:30
- 伝票作業など
伝票打ち込み、レジ金確認、日報作成
- 19:30
- レジ締め
- 20:00
- 退社

大橋 由加里
【在籍年数】4年
【配属】オフハウス宇都宮インターパーク店
- Q1. この会社を選んだ理由
- 学生時代からオフハウスやブックオフはよく利用していました。店に並んだ商品を見て回り「これって何だろう?」と思ったり「こんなものまであるの?」と驚いたりしているうちに、自分でももっと見たり触れたりしたいと感じるようになりました。
そしてリサイクル・リユースに徐々に惹かれていきました。会社説明会に出席してその気持ちがさらに強くなり「ここで働きたい!」と決意しました。
- Q2. この会社の好きなところ、魅力は?
- 日々、さまざまなものやお客様との出会いが刺激的で、魅力を感じています。買取で洋服や雑貨、家具、家電、ブランド品やジュエリーなど、本当に幅広いものに毎日触れています。
勉強は不可欠ですが、自分を高める努力を欠かさないようにしています。買取価格設定は難しいのですが、同じ店舗で働くスタッフ同士、知識や知恵を出し合って、お客様にも喜んでいただけるような買取価格をめざしています。
- Q3. 上司はどんな人?
- 店長は、どちらかといえば物静かな人ですが、ノリはよくコミュニケーションも取りやすい人です。私は困ったことがあるとすぐに相談しますが、一緒に考えてフォローしていただけます。
常に店舗内をしっかり見て、細部にも気を回すことができる上、自分なりの工夫も怠りません。「よいお店を作る」ことを常に誰よりも考え、周囲にも発信しています。
1日の仕事の流れ
- 9:30
- 出社
清掃、朝礼、オープン準備、メンテナンスなど
- 10:00
- 開店
買取やレジ、接客、生産(商品の検査や修理やクリーニング、ラッピングなど)
- 11:30
- 昼食
交代で食事。食事休憩は1時間。
- 12:30
- 業務に戻る
買取やレジ、接客、生産など。途中、交代で休憩。
- 18:00
- 伝票作業など
買取伝票入力、レジ金合わせ作業
- 19:00
- 事務作業など
営業日報の打ち込みなどクロージング準備
- 20:10
- 退社
経営陣に聞きました!
