地域の消費者で「あぜサポ」 店舗の活性化に成功

地域の消費者に愛される店づくりを、いかに行うか。それが「あぜみち」にとって重要なテーマだ。

 もちろん、商品(農作物や惣菜など)の良さは、必須条件。だが、それだけでは店のファンは増えない。そこで「あぜみち」では『あぜサポ』と呼ばれるサポーター制度をはじめた。「あぜみち」を利用してくださる地域の消費者の方々にお願いしてサポーターになってもらい、店が主催する行事に参加していただいたり、スタッフの接客を評価していただいたりしている。

 「例えば料理教室や料理コンテストを開催しています。楽しみながら、農作物や料理に親しんでいただくものですが、そこで考案された料理を実際に店舗で販売するメニューに加えたりします。また『いいねカード』を持っていただき、スタッフが良い接客やサービスをしたと感じたらお渡しいただいています。直接良い評価をいただけるので、スタッフのモチベーションが大きく上がります」

 SNSでの情報発信などもお願いしている。こうして、地域の消費者を巻き込んだ、よりよい店づ

くりを実践しているのだ。

 「サポーターの任期は1年ですが、ほとんどの方が『楽しかった、もっと続けたい』とおっしゃってくださいます。できるだけ多くの方にお願いするため、メンバーは毎年入れ替えさせていただいていますが、私どもにとってもお客様に楽しんでいただけるのは、うれしいことです」

 消費者と店が本音でおつきあいする『あぜサポ』には、今年も30人が参加しているそうだ。